はるはるのソーシャルモンスター図鑑

はるはるがTwitterで見かけるソーシャルモンスターについて感想、意見を書きます&描きます。

ソシャモン、イノベーション起こしたがり

ソシャモンはイノベーション起こしたがる。

世の中を斜めから斬っていくことが「新な視点」「革新的」「その発想はなかった」「イノベーションだ」と新しいもの好き持て囃され、スゴい感じが演出出来るからである。
他者と違う視点を持っている自分は自分が優れた存在であると錯覚できるし、そういった意見は目立つからである。

しかし、その斜め斬りの言動は秩序を乱すことが多い。

例えばクラウドファンディングは商品開発費用や寄付企画など資金集めに使われていたが
「個人のちょっとした夢を叶えるための資金集め」に使えるようなフレンドファンディングアプリpolcaが登場し「今夜焼き肉が食べたいです」「お年玉ください」などいわゆるネット乞食とよばれる企画が乱立するようになった。

polcaのような少額の資金をあつめれるクラウドファンディングの仕組みは私は良かったと思う。

しかしそれを利用するソシャモンたちの「クラウドファンディングってもっと気軽に使っていいんスよ、こういう企画斬新じゃない?電車賃くださーい」的な感じで繰り出される企画は、秩序を乱し、polcaは乞食の巣くつとなった。

もちろん、そういった秩序を乱した倫理的にいかがと思われる企画は炎上する。

ソシャモンは炎上ありきで企画をたてる。
それを「話題性を集め、さらに資金を得るための導線」なんてしゃらくさいことを言うのである。

また、革新的なことをしようとして世間からの反感かってしまった、うっかり炎上もあと出しで「話題性を集めるため、悪名は無名に勝る」などとしゃらくさいことを言うのである。
(廃棄前提おじさん)

昨今ネットには次々と新しいサービスやコンテンツが投下され、本当に革新的で便利に思えるものがある。
私たちはそれを楽しく安全に使っているのだけど、そこにソシャモンはやってくきて「ビジネス!マネタイズ!」などもモシャモシャモシャモシャなんかやりだすのである。

そのサービス・コンテンツに利用規約はある。そして日本には法律もある。規約にも六法全書にも書かれていないことは人々のモラルで塞がれている。

しかしソシャモンはそういった塞がれていている箇所を「イノベーションの穴発見!!」と見つけてモシャモシャモシャモシャと巣を作るのである。

ソシャモンと似たような倫理観の人々はソシャモンのマネをする。そして「革新的」「イノベーター!」などとヨイショヨイショと担ぎ上げるのである。

倫理的におかしいことや、犯罪スレスレの行為が目立つようになり、未成年や心の弱った人が甘い言葉やお金に目がくらみ、ソシャモンの巣に墜ちる。


ソシャモンの作った巣の場所は今まで利用者や世間のモラルある人たちは気がついていたけど「それをやったらダメだろ…」と思い触れなかった場所だったのでそこでの巣作りを「革新的」とか言われても馬鹿いってるんじゃないよバーカとしか思えないのである。

私にとって、ソシャモン達のイノベーションはただのぶち壊しなのである。


polcaもbrainというコンテンツもあっという間にソシャモンにモシャモシャされて壊れて消えた。

noteがんばれ。